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MacにComfyUIをインストールして、画像生成が動いたときは素直に嬉しかったです。
「次は動画生成も試してみよう」と意気込んでワークフローを組んでみたところ、あっさりメモリ不足エラーで止まりました。
この記事では、何が起きたのか・なぜ断念したのか・どのスペックなら動くのかを、アクティビティモニタの実測値も交えながら正直にお伝えします。「M5 MacBook AirでComfyUIの動画生成はいけるのか?」を知りたい方の参考になれば幸いです。

美帆さん、ComfyUIって動画も作れるって聞いたんですけど、本当ですか?

そうよ。AnimateDiff系のワークフローを使えば、静止画から動画を生成できるの。ただし…条件がある。

条件、ですか?

スペックよ。動画生成はメモリをごっそり食うから、マシンを選ぶの。画像生成とは次元が違う話。
実際に何が起きたか:メモリ不足エラーの経緯
ComfyUIで画像生成が問題なく動いていたので、次のステップとして動画生成ワークフローを試してみました。
動画生成には「AnimateDiff」系のワークフローを使います。静止画を入力として、複数フレームの動きを生成することで短い動画を作る仕組みです。
ワークフローを読み込んで、実行ボタンを押した直後のことです。しばらく処理が回ったあと、エラーが出て止まりました。
エラーの内容はメモリ不足(Out of Memory)。プロセスが必要なメモリを確保できずに強制終了した状態です。
アクティビティモニタで確認してわかったこと
エラーの原因を確認するためにアクティビティモニタを開き、メモリの使用状況を見てみました。
M5 MacBook Airの搭載メモリは24GB(統合メモリ)です。この「統合メモリ」というのがポイントで、CPUとGPUが同じメモリを共有して使います。
動画生成ワークフローを起動した時点でメモリ使用量がみるみる増え、メモリプレッシャーの表示が一気に上昇しました。さらにスワップ(仮想メモリ)が大量に発生し始めて、処理が極端に重くなる前にエラーで止まった、という流れです。
要するに、24GBでは動画生成に必要なメモリを賄いきれなかったというのが結論です。
動画生成に必要なスペックの現実
ComfyUIの動画生成は、静止画生成とは比べ物にならないほどメモリを消費します。フレームごとに画像を生成して、それをつなぎ合わせて動画にする処理が走るためです。
一般的な目安として、動画生成を安定して動かすには以下のスペックが推奨されています。
| 環境 | 動画生成の可否 |
|---|---|
| M5 MacBook Air 24GB | ❌ メモリ不足で断念 |
| MacBook Pro M4 Pro 32GB〜 | △ 軽量ワークフローなら可能性あり |
| Mac Studio M4 Ultra 64GB〜 | ○ 安定して動作できる |
| 専用GPU 12GB以上のWindows PC | ○ VRAM専用なので効率が良い |
Appleシリコンは統合メモリなのでCPUとGPUが取り合う構造になっており、Windowsの専用GPUと単純に比較できない点も注意が必要です。24GBは一見多く見えますが、動画生成という用途では十分ではありませんでした。

えっと…つまりMacBook Air M5では、ComfyUIの動画生成は無理ってことですか?

現時点では厳しいというのが正直なところ。でも画像生成は問題なく動くから、用途次第ね。

動画もできると思ってたので、少し残念です…。

正直に書いておかないと、後で損するのは読んでる人だからね。試してダメだったことを記録しておくのも、立派なコンテンツよ。
画像生成はちゃんと動く:ComfyUI自体は問題なし
念のためお伝えしておくと、ComfyUI自体の動作は問題ありません。画像生成(テキストから画像、画像から画像)は M5 MacBook Air 24GB でも快適に動作しています。
ComfyUIのインストールや画像生成の動作確認についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
動画生成はあくまで「追加の機能」として壁にあたった形です。画像生成ツールとしてのComfyUIは引き続き活用しています。
ローカルで動画生成したいなら:現実的な選択肢
ローカル環境でComfyUIの動画生成を試したい場合、現実的な選択肢は以下の通りです。
- MacBook Pro M4 Pro以上(32GB〜):M5 MacBook Airよりメモリ帯域が広く、軽量なワークフローなら可能性がある
- Mac Studio M4 Ultra(64GB〜):64GB以上あれば動画生成も安定して動作しやすい
- Windows + 専用GPU(VRAM 12GB以上):RTX 4070以上が目安。Appleシリコンと違い、GPUメモリが専用なので効率が良い
まずAI画像生成から始めるなら、MacBook Air M5は入門〜中級向けとして十分機能する。動画生成が必要になったタイミングで上位機種へ移行する判断でも遅くない。
自分はとりあえず次にMacを買うタイミング(MacBook ProかMac Studio)で改めて試してみようと思っています。
なお、自前のマシンにこだわらなければ、ブラウザ上で動画生成できるクラウドサービス(RunwayMLやLuma AIなど)を使う方法もあります。マシンのスペックを問わず使えるので、手軽に動画生成を試したい場合はこちらも選択肢に入ります。
ちなみに、MacBook Airでの画像生成については Draw Things も選択肢のひとつです。ComfyUIより手軽に使えるアプリなので、画像生成から始めたい方にはこちらもおすすめです。

次のMacを買うときの参考になりました!メモリの容量って、けっこう大事なんですね。

「何ができて何ができないか」を把握しておくと、ツール選びで無駄な出費も減るしね。失敗も情報よ。
まとめ:M5 MacBook AirでのComfyUI動画生成は現時点では厳しい
- ComfyUIの動画生成を試みたが、メモリ不足エラーで断念
- アクティビティモニタで確認したところ、統合メモリ24GBでは動画生成には不十分だった
- 画像生成は問題なく動作している(ComfyUI自体はインストール成功)
- 動画生成にはMacBook Pro 32GB〜、またはMac Studio 64GB〜が現実的
- 手軽に試したいならRunwayMLなどのクラウドサービスも選択肢
「できなかった」体験もそのまま書いておくのが、このブログのスタンスです。スペック選びの参考にしてもらえれば幸いです。
よくある質問
Q:ComfyUIの動画生成に必要なメモリはどのくらいですか?
モデルや解像度・フレーム数によって異なりますが、安定して動かすには専用GPU 12GB以上、Appleシリコンなら統合メモリ32GB以上が目安です。24GBでは多くのワークフローでメモリ不足になる可能性があります。
Q:M5 MacBook Air 24GBで動画生成は絶対にできないですか?
非常に軽量なワークフローや解像度を下げた設定では動作する可能性もゼロではありません。ただし現時点では安定して動かすのは難しく、エラーが出る可能性が高いです。
Q:クラウドサービスで動画生成はできますか?
RunwayML・Luma AI・Kling AIなどのサービスがブラウザ上で使えます。自分のマシンのスペックに依存しないため、M5 MacBook Airでも利用可能です。無料プランで試してから有料プランを検討するのがおすすめです。
最終更新日:2026/05/09

