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Runwayを解約することにした。
月額約18,000円のUnlimitedプランを数ヶ月使い続けて、出した結論だ。ただし「使えなかったから解約した」ではない。むしろ逆で、クオリティは想像以上だった。それでも解約した理由がある。その話を正直に書く。

クオリティが良かったのに解約したんですか?

そう。ツールの性能と、収益化できるかどうかは別の話だったのよ。
Runwayで実際に何を試したか
使ったのは主にImage to Video機能。静止画から15秒の動画を生成できる。試したのは大きく3つの用途だ。
AI美女ダンス動画——Midjourneyで作ったキャラクター画像をRunwayで動かした。ダンスの動き・表情・髪の揺れ、どれも想像以上の完成度だった。「かわいい」と素直に思えるクオリティのものが出てきた。人間の動作はAI動画モデルが得意とするジャンルで、生成のたびに手応えを感じていた。
絵本・オリジナルキャラクターの動画化——臆病な小ザメのキャラクターを動かすことに挑戦した。泳ぐ・驚く・震える・後ずさるといった動きを試みたが、人間以外のオリジナルキャラクターを安定させるのは難しかった。マルチリファレンスやキーフレームも試したが、満足のいくものがコンスタントには出てこなかった。できないわけではないが、再現性が低かった。
SNS投稿素材の制作——TikTok・YouTube Shorts・X向けに動画を作って実際に投稿した。この結果については後述する。
解約した3つの理由
1. SNSがサイレントバン扱いをした
AI美女ダンス動画をTikTok・YouTube Shorts・Xに投稿した。健全な内容のつもりだった。露出があるわけでも、過激な表現があるわけでもない。ただAI生成のキャラクターで、見た目がある程度整っている動画だった。
結果は、ほぼ0再生だった。
時間をあけて投稿方法を変え、複数パターンで試した。独自に調べた結果、NSFWと自分では判断していなくても、プラットフォーム側がAI美女コンテンツに対して厳しい判定をしている可能性が高いという結論に至った。クオリティの問題ではなく、コンテンツの属性として審査に引っかかっている。
良い動画を作っても、見てもらえなければ意味がない。SNSで届ける手段が事実上塞がれていた。

健全な内容でもサイレントバンになるんですか…それは困りますね。

2026年現在、AI美女コンテンツはSNSプラットフォームにとってグレーゾーンよ。規約上は問題なくても、アルゴリズムが保守的な判断をする傾向がある。これは自分でコントロールできない話なの。
2. SNS以外の販売導線も法的にグレーだった
SNSで再生されないなら、直接販売という方向も考えた。BOOTHやnoteでAI動画パックを販売する案だ。
ただし調べていくと、AI生成コンテンツの販売は現時点でグレーな部分が多い。生成元ツールの商用利用規約、プラットフォームの規約、そして法整備がまだ追いついていない領域での著作権・肖像権に類する問題——これらを全部クリアにするのは、個人が軽く踏み込める範囲ではなかった。
「面白いものを作れた」と「それを安全に売れる」は、今の段階では別の話だと判断した。
3. オリジナルキャラクターの動画化は再現性が低かった
もう一つの用途だった絵本・キャラクター動画も、結果として難しかった。
プロンプトの精度を上げても、シーンとシーンの繋がりをAIが把握しきれないことが多かった。マルチリファレンスやキーフレームを活用しても、満足のいく動画がコンスタントに出てこなかった。1本は作れる。でも「同じクオリティで安定して出し続ける」のが難しい。
月18,000円を払い続けるためには、このツールで収益化できる確かな導線が必要だった。3つの用途すべてで、その導線を作れなかった。
それでも、Runwayは試す価値があると思う
解約することにしたが、Runwayというツール自体を否定したいわけではない。
正直に言うと、趣味としては最高のツールだった。お金を気にしなくていいなら、今も使い続けていたいと思う。AI動画でどんな表現ができるかを知れたのは、このツールがあったからだ。動画生成AIの可能性を体感する意味では、試す価値は十分にある。
代替ツールを複数試したが、同等のクオリティのものは見つからなかった。KlingもGrokの動画生成機能も試したが、Runwayで出せるクオリティには届かなかった。「AI動画のクオリティを知りたい」という人には、1ヶ月だけ試してみることをすすめる。

ツールの性能は本物。ただ「収益化できるか」は使い方と導線次第。今の自分の状況では、そこが整っていなかったというだけのことよ。

趣味で使うか、ちゃんと収益導線を決めてから契約するか、ということですね。
まとめ
- RunwayのAI動画クオリティは本物。特に人物・ダンス系の動画は想像以上だった
- SNSへの投稿は、AI美女コンテンツへのプラットフォームの判定が厳しくサイレントバンになった
- AI動画の販売は法的にグレーな部分が多く、個人で安全に進めるのが難しかった
- オリジナルキャラクターの動画化は再現性が低く、安定した量産ができなかった
- 3つの用途すべてで収益導線を作れなかったため、月18,000円の継続を断念した
- 趣味として使うなら最高のツール。収益化の導線が整っているなら1ヶ月試す価値はある
AIツール全体の課金を整理した話は別の記事にまとめている。Runway以外のツールへの課金経緯と解約判断も書いているので、あわせて読んでほしい。
→ AIツールに課金しすぎて迷子になったので整理してみた【2026年版】
AIブログを副業として始めることに関心が出てきた人は、こちらも参考にしてほしい。

