Midjourney Videoを試してみた|延長して20秒動画が簡単に作れる

驚いた美帆さん(AI生成キャラクター) AIツール紹介

Midjourneyに動画生成機能が追加されました。

画像生成ツールとして使っていたMidjourneyで、そのまま動画も作れるようになったのは正直驚きました。実際に試してみると、静止画を動かす品質がなかなか面白く、延長機能を使えば20秒前後の動画まで作れます。

この記事では、Midjourney Videoを実際に使ってみた感想・使い方・気になった点をお伝えします。

杏

Midjourneyって画像だけじゃなくて動画も作れるんですか?知らなかったです!

美帆
美帆

そうなの。画像を生成したそのまま動画にできるから、ツールをまたがずに完結するのが便利よ。Standardプランならほぼ使い放題で使えるのも大きいわ。

Midjourney Videoとは

Midjourney Videoは、Midjourneyに追加された動画生成機能です。主な使い方は2パターンあります。

  • Image-to-Video:Midjourneyで生成した画像(または手持ちの画像)を元に動画を生成する
  • Text-to-Video:テキストプロンプトから直接動画を生成する

どちらもMidjourneyのWebインターフェース(midjourney.com)から操作できます。Discordを経由しなくてもブラウザだけで使えるようになっています。

生成される動画は数秒程度のクリップですが、後述する延長機能を繰り返すことで20秒前後まで伸ばせます。

実際に試してみた:基本的な使い方

Image-to-Videoの基本的な流れはこうなります。

  • Midjourneyのウェブ画面で生成済みの画像を選ぶ(または新規生成する)
  • 画像の下部にある「Video」ボタンをクリック
  • 動きの方向性やプロンプトを入力して生成を実行
  • 数分で動画クリップが生成される

操作自体は非常にシンプルで、画像生成に慣れていれば迷わず使えます。生成にかかる時間は数分程度で、完成した動画はそのままダウンロードできます。

動きの品質は「なかなか面白い」という印象です。Midjourneyが得意とする風景・自然・抽象的なビジュアルは特によく動きます。光の揺らぎ・雲の流れ・水面のさざ波など、静止画に自然な動きが加わる感覚があります。

動画の延長機能:繰り返して20秒まで伸ばせる

最初に生成される動画クリップは数秒程度です。ただし「Extend(延長)」機能を使うと、動画をそこから先に伸ばすことができます。

延長は何回でも繰り返せるわけではなく、一定回数の延長が可能です。延長を何度か繰り返すと、合計で20秒前後の動画に仕上げることができます。

延長のたびに動きの方向性が変わることがあります。「思ってたのと違う方向に動いた」という場面も出てきますが、それ自体が予想外の面白さになることもあります。SNS向けの短い動画クリップを作るには十分な長さです。

杏

延長できるのは面白いですね。TikTokとかInstagramのReelsって15〜30秒が多いから、ちょうどいい長さになりそうです。

美帆
美帆

そうね。ループ動画として使えば、20秒でも十分尺が持つわ。背景動画やアンビエント系の映像には特に向いているの。

気になった点:人物・顔の崩れ問題

Midjourney Videoを使っていて一番気になったのが、人物の顔が崩れやすい点です。

Midjourneyで生成したキャラクターや人物の画像を動かすと、動きの中で顔のパーツが崩れたり、表情が不自然になったりすることが多く発生します。特に顔が動く場面(首を傾ける・視線が動く)で顕著です。

風景・建物・抽象的なビジュアルは比較的きれいに動きますが、AIキャラクターを動かしたいという目的では現状まだ課題があります。

顔崩れへの対処法・工夫

顔崩れを完全に防ぐことは難しいですが、発生しにくくする工夫はあります。

  • 動きを最小限にする:大きな動作より、髪の毛や服がわずかに揺れる程度の微細な動きを指定すると崩れにくい
  • 顔が映らない構図を選ぶ:後ろ姿・引き絵・シルエットなど、顔がアップにならない画像を素材にする
  • 複数回生成して選ぶ:同じ画像・プロンプトで複数の動画を生成して、崩れが少ないものを選ぶ
  • 風景・背景素材として使う:キャラクターを動かすより、背景やアンビエント動画として使う方が安定する

「AIキャラクターを自然に動かしたい」という用途なら、顔の一貫性が強みのKling AIやRunwayの方が現状は向いています。Midjourney Videoは風景・雰囲気系の動画や、顔を使わないビジュアルで強みが出ます。

Standardプランで使い放題に近い

Midjourney Videoが使いやすい理由のひとつが、Standardプランでの利用コストの低さです。

MidjourneyのStandardプランは月額約4,800円ですが、このプランには「Relax Mode(リラックスモード)」という機能があります。Relax Modeでは生成が少し遅くなる代わりに、GPU時間を消費せずに生成できます。

動画生成もRelax Modeで使えるため、時間に余裕がある場面では実質的に枚数・本数の制限なく生成できます。「試してみる」「バリエーションを多く出す」という用途には十分な環境です。

急ぎの生成が必要なときはFast Mode(高速モード)に切り替えて使い分けるのがおすすめです。

MidjourneyとGPT image 2.0の画像生成としての比較はこちらで紹介しています。

Midjourney vs GPT image 2.0|キャラ一貫性で比較してみた

杏

Midjourneyを契約していれば追加料金なしで動画も試せるんですね。それはお得だと思いました。

美帆
美帆

画像生成でMidjourneyを使っているなら、動画機能は一度試す価値があるわよ。顔崩れの限界を知った上で、使える場面を見極めるのがコツね。

まとめ

  • Midjourney Videoは画像から動画を生成できる機能で、Standardプランでほぼ使い放題
  • 延長機能を繰り返すことで20秒前後の動画が作れる
  • 風景・背景・抽象系ビジュアルの動画は品質が高く使いやすい
  • 人物・顔は崩れやすい——顔がアップにならない構図や微細な動きで対処するのが現実的
  • AIキャラクターを自然に動かしたい用途にはKling AIやRunwayの方が向いている

Midjourneyをすでに契約しているなら、まず風景やアンビエント系で動画機能を試してみるのがおすすめの入口です。

よくある質問

Q:Midjourney VideoはBasicプランでも使えますか?

プランによって利用できる機能や生成時間が異なります。Relax Modeが使えるStandardプラン以上での利用が、コストパフォーマンスの面でおすすめです。最新のプラン情報はMidjourneyの公式サイトで確認してください。

Q:手持ちの写真をMidjourney Videoで動かせますか?

Midjourneyの画面に画像をアップロードして動画生成に使う方法があります。ただし顔写真を使った場合、顔崩れのリスクは同様に発生します。

Q:Midjourney VideoとRunwayはどちらが向いていますか?

風景・アート系の動画ならMidjourney Video(Midjourneyを契約済みなら追加費用なし)、人物・キャラクターを自然に動かしたいならRunwayやKling AIの方が現状は向いています。用途に合わせて使い分けるのがベストです。

最終更新日:2026/05/09

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