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AIで画像を生成するとき、いちばん難しいのは「プロンプト(指示文)をどう書くか」です。思った通りの絵が出ない、英語で書けと言われても困る、ほかの人のプロンプトを真似しても自分の用途には合わない——。このブログを書いている私自身、ずっとそこでつまずいてきました。
そこで、プロンプトをクリックだけで組み立てられる無料ツールを自分で作りました。名前は「miho prompt builder」。この記事では、そのツールが完成するまでの経緯と、作ってみて気づいたことを正直に書いていきます。

美帆さん、わたし画像生成のプロンプトがほんと苦手なんですよね…。お手本を真似しても、なんか違う絵が出てきちゃって。

その気持ち、よく分かるわ。実は私もずっと同じところで悩んでいたのよ。だから——ツールを作ったの。
プロンプトは、なぜこんなに難しいのか
AI画像生成のプロンプトが難しい理由は、大きく3つあると考えています。
1つ目は「何を書けばいいか分からない」こと。被写体、構図、ライティング、カメラの種類……指定できる要素が多すぎて、初心者ほど「どこから手をつければいいのか」が見えません。
2つ目は「英語の壁」。MidjourneyやStable Diffusionは、英語のプロンプトのほうが精度が出やすい場面が多くあります。でも、英語で細かいニュアンスを書き分けるのは負担が大きい。
3つ目は「AIごとに作法が違う」こと。Midjourneyにはパラメータ(--arなど)があり、Stable Diffusionにはネガティブプロンプトがあり、GPT系は自然な文章で指示するほうが向いている。同じ「指示」でも、書き方がAIによってまるで違います。

あ、なるほど! わたし、ぜんぶのAIで同じプロンプトを使い回そうとして失敗してました…。

みんな最初はそうなのよ。だからこそ「AIごとに書き分けてくれる仕組み」があれば、その3つの壁は一気に低くなると思ったの。
「ないなら作ろう」と思った理由
最初は、既存のプロンプト作成ツールを探しました。海外には有名なものがいくつかあります。ただ、実際に使ってみると、英語のみだったり、タグの数が物足りなかったり、特定のAIにしか対応していなかったりと、どれも「もう一歩」という印象でした。
とくに、「日本語で」「細かい粒度で」「複数のAIに対応している」という3つを同時に満たすツールは、探した範囲では見つかりませんでした。だったら自分で作ってしまおう——というのが、出発点です。
少し不思議な話に聞こえるかもしれません。このブログはAIツールの使い方を紹介するメディアです。そのブログの運営者が、AIツールを「使う」だけでなく「作る」側に回ったわけです。でも、考えてみればこれはとても自然なことでした。AIを本当に活用するというのは、出来合いのものを使うだけでなく、足りないものを自分で形にすることまで含むはずだからです。

えっと…でも美帆さん、ツールを作るってプログラミングですよね? わたしには絶対ムリな気がします…。
AIに作ってもらった、という話
杏ちゃんの不安はもっともです。でも、ここが今回いちばん伝えたいところでもあります。このツールは、AIに手伝ってもらいながら作りました。
使ったのは、コードを書く作業を任せられるAIツールです。「こういう画面を作りたい」「こう動かしたい」と日本語で指示を出すと、AIがコードを書いてくれます。私がやったのは、何を作りたいかを決めること、出てきたものを確認すること、そして「ここはこう直して」と方向を伝えること。いわば編集者のような役割でした。
もちろん、すべてが一発でうまくいったわけではありません。途中で設計を見直したり、思っていた動きと違って修正をお願いしたり、デザインの色合いを丸ごと変えてもらったりもしました。それでも、ゼロからコードを独学するのに比べれば、はるかに短い時間で形になりました。

結論から言うとね、「自分でコードを全部書ける」必要はもうないのよ。「何を作りたいか」を言葉にできれば、その先はAIと一緒に進められる時代になったの。

なんだか…ちょっとだけ勇気が出てきました。「作りたいものを言葉にする」なら、わたしにもできそうな気がします!
miho prompt builder でできること
完成したツールの中身を紹介します。やれることは、ざっくり次の通りです。
1. 日本語でタグを選ぶだけ。年齢・髪型・表情・服装・カメラ・ライティングといった要素が、日本語のボタンで並んでいます。クリックして選ぶだけで、英語のプロンプトが自動で組み上がります。英語が苦手でも問題ありません。
2. 6つのAIに対応。汎用・Midjourney・Stable Diffusion・GPT Image 2.0・Nano Banana 2・Grok。出力モードを切り替えると、それぞれのAIに合った書き方(Midjourneyならパラメータ付き、Stable Diffusionならネガティブプロンプト付き、GPT系なら自然な文章)で整形されます。
3. リアルな写真表現に特化。カメラの機種、レンズの焦点距離、フィルムの種類、プロのライティングパターンまで指定できます。「それっぽいAI画像」ではなく「本物の写真のような1枚」を狙いたい人向けの作りです。
4. プリセットも用意。「LinkedIn風プロフィール」「ゴールデンアワーの風景」など、すぐ使える組み合わせを30種類入れてあります。何も分からない状態でも、プリセットを起点にして少しずつ自分好みに調整していけます。
そして、ブラウザだけで完結します。会員登録も不要、料金もかかりません。下のボタンから、いますぐ試せます。

わたし、さっそくプリセットの「LinkedIn風」から試してみました! ボタンを選ぶだけだから、英語が分からなくても全然こわくないです。
作ってみて気づいたこと
ツールを作る過程で、いちばん大変だったのは実はコードではなく、「タグの中身を考えること」でした。どんな要素を、どんな粒度で用意すれば本当に役立つのか。ここは人間が考えるしかない部分で、最終的に2,000近いタグを一つひとつ整理しました。
もう一つ気づいたのは、「矛盾するプロンプト」を仕組みで防ぐことの大切さです。たとえば「髪の色」で複数を同時に選べてしまうと、AIが混乱します。そこで、同じグループ内では1つしか選べないように作りました。使う人が意識しなくても、自然と破綻しないプロンプトになる——そういう設計を心がけています。
そして何より、「不便だな」と感じたことを、自分の手で解決できたのが大きな収穫でした。AIを使えば、アイデアを形にするまでの距離が、本当に短くなっています。

道具は、誰かが用意してくれるのを待つだけのものじゃないのよ。「自分に必要なものを自分で作る」——これもAI活用の立派な形だと思うわ。
ツールはどこに置いているのか
完成したツールは、このブログ「みほAIラボ」と同じ場所——つまり、このサイトを動かしているレンタルサーバーの中に置いています。専用のページとして公開しているので、特別なサーバーを別途借りる必要はありませんでした。
このブログで使っているのはConoHa WINGです。表示の速さに定評があり、WordPressの初期設定もスムーズ。今回のように「ブログ本体に加えて、自作ツールのページも置く」といった使い方をしても、動作は安定しています。
もしこの記事を読んで「自分もブログを始めてみたい」「AIで何か作って公開してみたい」と思った方には、最初のサーバー選びでつまずいてほしくありません。初期費用がかからず、最低利用期間の縛りもないので、まず一歩を踏み出す場所としては安心して選べます。気になった方は、下のリンクから詳細を確認してみてください。
初期費用無料!最低利用期間無し!国内最速・高性能レンタルサーバー【ConoHa WING】まとめ
AI画像生成のプロンプトは、たしかに難しい。でも、その難しさは「道具」で大きく和らげられます。今回作ったmiho prompt builderは、まさにその「道具」を目指したものです。
そして、その道具自体もAIと一緒に作りました。AIを「使う」だけでなく「作る側」に回る——少しずつですが、そういうことが個人でもできる時代になっています。このブログでは、これからもそうした実体験を正直に記録していきます。
まずは、できあがったツールを実際に触ってみてください。プリセットを1つ選ぶだけでも、「プロンプトってこう組み立てるのか」という感覚がつかめるはずです。

「不便だな」を「作っちゃおう」に変えられるって、すごいことなんですね。わたしも、いつか何か作ってみたいです!

