AIに自己紹介文を書かせてみた|プロンプトテンプレート付き

メモを取る杏ちゃん(AI生成キャラクター) AI活用テクニック

「自己紹介文を書いて」とAIに頼んだことはありますか。

一言で頼むと、だいたい無難でどこか他人事のような文章が返ってきます。「こんな感じじゃなかった…」となるのは、AIが悪いのではなく、渡す情報が少なすぎるのが原因です。

情報を整理して渡し方を変えると、自己紹介文の品質は大きく変わります。この記事では、AIに自己紹介文を書いてもらうときのコツとプロンプトテンプレートを紹介します。

杏

美帆さん、わたし先日SNSのプロフィールをAIに書いてもらったんですけど、なんか「こういうのじゃない」っていう文章が返ってきて…。

美帆
美帆

なるほどね。どんな情報を渡したの?

杏

えっと…「23歳の事務員です。自己紹介文を書いてください」って送りました。

美帆
美帆

それは情報が少なすぎるわ。AIはあなたのことを何も知らないの。渡した情報しか使えないから、「23歳の事務員」だけだと汎用的な文章しか書けない。

AIに自己紹介文を書かせるときに渡すべき情報

AIに自己紹介文を書かせるときに効く情報は大きく3つに分けられます。

① 自分に関する情報

AIが「この人らしさ」を表現するための素材になります。職業・肩書きだけでなく、得意なこと・趣味・大切にしている価値観まで渡すほど、個性が出やすくなります。

② 用途と読む人

SNSのプロフィール・転職サイト・ブログの執筆者紹介では、求められるトーンと内容がまったく違います。「誰が・どこで読む文章か」を明示することで、AIはその場に合った文章を書けます。

③ 出力の条件

文字数・文体・含めてほしいこと・含めなくていいことを指定します。条件を決めておくと、受け取ってから修正する手間が減ります。

失敗例:情報が少ないプロンプト

まず、情報が少ない状態でどんな出力になるかを確認します。

【プロンプト例(NG)】

「23歳の事務員です。SNS用の自己紹介文を書いてください。」

このプロンプトで返ってくる文章は「はじめまして!23歳の事務員をしています。日々の仕事を頑張っています。よろしくお願いします!」といった、どこにでもあるような文章です。

読んでいる人の記憶に残らず、「この人らしさ」がまったく感じられません。AIのせいではなく、素材が足りなかっただけです。

成功例:情報を詳しく渡したプロンプト

同じ人が情報を詳しく渡したプロンプトと比べてみます。

【プロンプト例(OK)】

「以下の情報をもとに、Xのプロフィール欄用の自己紹介文を書いてください。読む人はAIや副業に興味がある同世代の女性です。文字数は100文字前後で、フレンドリーなトーンにしてください。資格の話は含めないでください。

・23歳、新卒1年目の事務員
・最近AIを使い始めて面白さにはまっている
・ChatGPTとClaudeを毎日使っている
・AI画像生成も勉強中
・真面目だけど新しいことが好き」

この情報量があると、AIは「AI好きの事務員らしさ」が滲み出た文章を書けます。「この人と繋がりたい」と思わせる個性が出てくるのは、渡した情報が豊富だからです。

そのまま使えるプロンプトテンプレート

以下のテンプレートを埋めてAIに渡してください。全部埋める必要はなく、わかる範囲で書けば十分です。

以下の情報をもとに自己紹介文を書いてください。

【基本情報】
・名前(またはニックネーム):
・年齢・性別(任意):
・職業・肩書き:

【どんな人か】
・得意なこと・スキル:
・趣味・興味のあること:
・大切にしていること・価値観:

【出力の条件】
・用途(例:SNSプロフィール・ブログ執筆者紹介・転職サイト):
・読む人(例:AI初心者・採用担当者・同世代の女性):
・文字数:
・文体・トーン(例:フレンドリー・丁寧・プロフェッショナル):
・含めてほしいこと:
・含めなくていいこと:

杏

あ、なるほど!テンプレートがあれば何を書けばいいか迷わないですね。さっそく試してみます。

美帆
美帆

最初の出力が微妙でも、「ここをもう少しカジュアルに」「この部分を削って」と修正指示を続ければ精度が上がるわ。一発で完璧を求めなくていいの。

用途別:自己紹介文の使い分けポイント

用途によって、プロンプトで強調するポイントが変わります。

SNSプロフィール(X・Instagram)

「フォローしたい」と思わせることが目的です。個性・興味・何をしている人かが伝わる内容を重視します。文字数制限(Xは160文字以内)を必ず指定してください。

ブログ・サイトの執筆者紹介

「この人の記事は信頼できる」と思わせることが目的です。専門性・実体験・資格・経歴を前面に出します。200〜400文字程度が読みやすい長さです。

転職サイト・職務経歴書の自己PR

「採用したい」と思わせることが目的です。スキル・実績・強み・入社後に活かせることを具体的に入れます。「読む人=採用担当者」と明示するだけで、AIのトーンが変わります。

ClaudeとChatGPT、どちらが向いているか

自己紹介文の作成はどちらのツールでも使えますが、傾向の違いがあります。

  • Claude:日本語の自然さと文体の繊細なコントロールが得意。「もっとやわらかく」「もう少し強めに」という微調整の指示が通りやすい
  • ChatGPT:テンポよく複数バリエーションを出してくれる。「3パターン書いて」という使い方がしやすい

最初にChatGPTで複数バリエーションを出して方向性を決め、気に入ったものをClaudeで仕上げるという流れが使いやすいです。

杏

自己紹介文をAIに書いてもらうのって、自分のことをちゃんと言語化しないといけないんですね。情報を整理する作業が一番大変かもしれないです。

美帆
美帆

いいところに気づいたわ。AIに渡す情報を整理する作業自体が、自分を見つめ直す機会になるの。「自分は何者か」を言語化する練習としても使えるのよ。

まとめ

  • AIへの情報が少ないと、汎用的で個性のない自己紹介文になる
  • 渡すべき情報は「自分に関すること」「用途と読む人」「出力の条件」の3つ
  • テンプレートを使えば情報整理の迷いが減る
  • 最初の出力が微妙でも修正指示を続ければ精度が上がる
  • SNS・ブログ・転職など用途によって強調するポイントを変える

プロンプトの書き方全般については以下の記事も参考にしてください。

👉 AIに「お任せ」しすぎないコツ|プロンプトに含めるべき5つの要素

👉 AIに聞く前に知っておきたい「プロンプトの基本」5つ

よくある質問

Q:AIが書いた自己紹介文をそのまま使っていいですか?

「たたき台」として使うのがおすすめです。AIの出力をベースに、自分の言葉で読み返して「これは自分らしくない」と感じる部分を修正するとより自然な文章になります。

Q:情報を渡しすぎると逆効果になりますか?

情報が多すぎると焦点が定まらなくなることがあります。「一番伝えたいこと」を3〜5つに絞って渡す方が、まとまりのある文章になりやすいです。

Q:英語の自己紹介文も同じ方法で作れますか?

作れます。プロンプトの最後に「英語で書いてください」と追加するだけです。英語のネイティブ感を重視する場合はChatGPTの方が得意な印象です。

最終更新日:2026/05/09

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